魂の鼓動

スピリチュアルセラピスト / カイロプラクター / 画家  トーマスりか のブログ

お盆に思い出す、亡くなった叔母と会話した体験

先祖の魂が帰ってくるとも言われているお盆。

 実は、

以前の私はずっとお盆が好きではありませんでした。

 

けれども叔母が数年前に亡くなって以降、

叔母がすぐ側に「いる」と何度も感じてきたことと、

そして最近、

亡くなったその叔母と感動的な会話を交わした体験から、

お盆への意識が変わりました。

 

お盆がずっと苦手だった理由。

それは、

日本人なのにと批判されてしまいそうですが、

お盆になると訪れなけれならないお寺や仏教やお墓が、

物心ついたときから大の苦手だったことです。

(今は前世が影響していることが分かっています。)

もう1つは、

様々な霊の気配をエネルギーとして感じやすい期間ということもあると思います。

 

けれども、

そんな意識も今は少し変わりました。

最近亡くなった叔母と会話する体験をしていたからです。

数年前叔母が亡くなってから、

その叔母の存在をしばしば、

すぐ側に「いる」と感じてきました。

姿が見えるわけではないのですが、

エネルギーで確かにここに「いる」と感じるのです。

でも生前その叔母と会ったのは、

記憶にあるところでは、

私の結婚式の時のただ1回だけ。 

特別に深い交流があったわけでもないのに、

どうして亡くなった後、

私の所によく来てくれるんだろう。

ずっと不思議でした。

 

そして2か月前、

私が体調を崩す少し前から、

さらに叔母との距離は縮まりました。

ある時、

私が外出中良くない霊に近づかれて困っていた時、

その場の思いつきで叔母を呼んでみると、

すぐに助けにきてくれました。

叔母は後ろから強く抱きしめてくれました。

その体感と体温を、

はっきり感とじたのです。

また、

それと同時に聞こえ始めた叔母の悲痛な叫び声。

「私の可愛い娘、

私の可愛い娘…!

ずっと会いたかった、

会いたかった…!」

泣きながら、

私にしがみつくようにしてそう繰り返すのです。

何のことかと最初は驚きましたが、

その言葉に反射的に反応し、

自分の魂の奥深い所からも、

母を慕うような熱い想いが、

自然とこみ上げてきます。

 

この時初めて叔母と私が、

かつて(前世で)親子関係にあったことを自覚しました。

すると生前、

遠方に住んでいたのもあり一度も会ったことのない叔母が、

電話では時々よく可愛がってくれたこと、

初めて会った私の結婚式ですぐに大の仲良しになったこと、

亡くなってからもいつも叔母の存在を側に感じていたこと、

その全てが理解できました。

 

そして、

最近体調を崩し寝込んでいた最中も、

もしかしたら夢うつつの中私が無意識に呼んでいたのかもしれませんが、

その叔母が、

また私の所に来てくれたのです。

前の時のように私を強く抱きしめながら、

とても感動的な会話を交わしました。 

するとその後、

地上で彷徨い続けていた叔母が、

私の手伝いもあり、

やっと成仏していってくれたのです。

やり方は誰に教わった訳でもありませんが、

これが私が初めて浄霊をした体験でもありました。

 

それからは、

どこからか温かく見守られていている感覚は常にありながらも、

すぐ側に「いる」という感覚はなくなりました。

ちゃんと成仏できたんだなぁとホッとしながらも、

少し寂しい気持ちもあるのが正直なところです。

そんな叔母が、

もしかしたらお盆にまた私の側に来てくれるんじゃないか。

そう期待するのがいいのか悪いのかはわかりませんが、

今お盆なのがなんだか嬉しい私。

 

叔母の住んでいた場所が遠方だったため今はお墓参りに行けないのですが、

ふとしたときに叔母のことを想い、

感謝の気持ちを伝えています。

 

 

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感じやすい人へ。生きづらいのは、あなたが弱いからではなくエンパス(共感能力者)だから(4)

エンパスの人が存在する意味はなんでしょうか?

どうしてエンパシーなんていう能力があるんでしょうか?

こんなに不自由なら、エンパシーなんてない方がずっといい。

悩んできた人はそんなふうに一度くらい思ったことが、

あるかもしれません。

 

でも、

エンパシーは生まれた時から備わっている性質だと言われています。

備えていない人が訓練で得ようとしてもなかなか難しい、

特別な能力なんですよ。

エンパスである人は、

何かしらの目的があってその能力を備えてきたんだと思います。

 

私が受けるエンパスの人の印象として、

一番最初にも少し書きましたが、

大概とっても優しい人が多いです。

人のことを心配したり、

助けてあげたいと思ったり、

いつも人のためにと行動できる(してしまう)人。

 

それから人との関わり方も、

まずは人のことを受け入れる。

その受け入れたものに反応するように、

後から自分の発言や行動が引き起こされる。

こんなふうに、

感覚だけではなく表に現れる言動も、

「受ける」力が強いと感じます。

そして、

エンパシーに限らず何に関しても感受性がとても豊かで、

少しくらい霊感がある人なんていう人が多いですね。

 

 

 

さてこれらのことから、

エンパシーやこれらの特徴がどんなことに役立つと思いますか?

 ローズ・ローズトゥリーさんが本の中で言っている言葉がまさに!という感じなのですが、

「エンパシーは霊的奉仕を行う為の方法」だと言っています。

 仕事であればヒーラーなどスピリチュアルの仕事をする方はもちろんですが、

そうでなくても例えばカウンセラーや看護師や教師などもいいかもしれません。

 業種は何であれ、

エンパスの人はきっと

「人を深く理解しながら、助ける」「支える」

という目的があるのではないかと思うのです。

人のためにという精神こそが、

エンパスの人達が最も得意とし、

また本能的な喜びも感じるところなのではないでしょうか。

 

弱いんじゃありません。

人のために奉仕できる、

とても尊い人達なんだと思います。

 

でも使い方を間違ったりコントロールが上手くいかないと、

相手のネガティブなエネルギーをもらうだけもらって自分が消耗してしまう、

というような事態も起こってしまいます。

 当たり前のことのようですが、

エンパスの人にはこういったことも起こりやすいです。

 

 

 

次回はいよいよその能力の使い方、

コントロールの仕方について、

私が学んできたことを、

体験談も踏まえ書いていきます!

 

 

感じやすい人へ。生きづらいのは、あなたが弱いからではなくエンパス(共感能力者)だから(3)

今回は、

エンパスの種類についてお伝えします。

エンパスについて世界で初めて本を書いたローズ・ローズトゥリーさんによる分類に基づいて、

説明していきますね。

 

 

 

 〈エンパスの種類(分類)〉

 

  • 身体直感型…人の体に起きていることが、説明されなくても自然に分る。(赤ちゃんを授かると、親は自分の子どもに対して数年間この能力を得ると言われています。)
  • 身体ワンネス型…身体面において人と同化する。人の体に起きている身体症状を、その人に意識を向けただけで自分の体の中でも同じ体験をする。
  • 感情直感型…人の感情が、表情や体を見なくても自然にわかる。声の調子、話すスピードなどといったわずかなヒントからでも、瞬時に相手の感情が把握できる。
  • 感情ワンネス型…感情面において人と同化する。人の感情を、その人に意識を向けただけで自分の心の中でも同じ体験をする。
  • 知的変容型…人の思考のプロセスを、まるで自分のもののように体験する。相手の知的能力を自分に移すことができるので、例えば自分が全く知らないはず分野のことを、得意な人と一緒にいるだけで簡単に理解できたり実行できたりします。珍しいタイプ。

  • スピリチュアル・ワンネス(霊的一体化)型…人の内面(魂や霊的な感覚)をそのまま体験できる。他のエンパシー能力と違って誰にでも備わっている能力。

 

 

他にも

・分子エンパシー

・動物エンパシー

・メディカルエンパシー

・ガーデニングエンパシー

・クリスタルエンパシー

・エレメンタルエンパシー

・環境エンパシー

 

といったものがあります。

※ 詳しく知りたい方は、ローズ・ローズトゥリーさんの本「エンパシー 共感力のスイッチをオン/オフしよう」(株式会社ヴォイス)をお読み下さい。

 

 

エンパスではない人には信じられないようなことばかりだと思いますが、

現実にこういったことで悩んでいる人は沢山いると思います。

因みに私は、

上記の主な種類の身体直感型〜スピリチュアル・ワンネス型まで、

全てに当てはまると思います。

 

唯一知的変容型の要素は普段あまり出てこないとは思いますが、

そういえば学生の頃には、

ある人の本を読んだ後に文章を書く機会があると、

必ず自分の頭で作ったものではないような文章になるのが、

不思議で不思議で仕方なかったのを覚えています。

使う言葉、

抑揚、

どこからどう見ても、

私ではなく前の日に読んだあの作家さんの文章にしか見えないのです。

 

そして下に並べて書いたものの中の、

動物エンパシー、

クリスタルエンパシー、

エレメンタルエンパシー、

環境エンパシーの要素も、

主に集中すれば繋がれるというレベルですが、

少しずつ持っている気がします。

 

 

 

身体も感情も、解説を読んでお気付きかと思いますが、直感型よりワンネス型の人の方が、心身の負担はとても大きくなります。

特技の範囲を越えて、

「生きづらい」と感じることがとても多いです。

 例えば身体ワンネス型であれば、もしも呼吸困難の人やお腹が痛い人を目の前にしただけで、

自分の体にその人の呼吸困難や腹痛がそのまま移ってくるのです。

 感情ワンネス型の人でれば、

気持ちがどん底まで落ちている人、

イライラしている人、

そんな人を見かけただけで、

同じように落ち込んだりイライラすることになります。

人混みに行けば、数えきれない程の色々な人の感情と次々同化するので、とても混乱するでしょう。

 

 

 

もしもエンパスである人が、その同化する能力(エンパシー)を全くコントロールできなかったとしたら。

自分1人でいる時間以外の全ての時間において、

どれ程心身の苦痛を感じることになるか、

なんとなく想像がつくでしょうか。

 

けれども一見不自由なその能力も、不用意にその能力が働かないよう自分でコントロールできたとしたら。

例えば私のようなヒーラーのお仕事をする人などには、相手を理解するのにとても役立つ能力となります。

 

コントロールの仕方も後で説明していきますが、その前に。

エンパスで苦労している方は、

どうして私だけがこんな苦しい思いを…などと思ってしまうかもしれません。

なので次回は、

こういったエンパスの人達が存在する意味について、

まずは一緒に考えていきたいと思います。

感じやすい人へ。生きづらいのは、あなたが弱いからではなくエンパス(共感能力者)だから(2)

昨日のブログを書いて、

「もしかしたら私もエンパスかもしれないです。」

というようなコメントを沢山いただきました。

そうなんです。

エンパス、きっと珍しいものではないんです。

 

エンパスに関する本を最初に出したローズ・ローズトゥリーさんは、

エンパスの割合が、

アメリカ人では5%つまり20人に1人ですが、

日本人では特に多く、

20%つまり5人に1人の割合で存在すると言っています。

 

これを最初に知ったとき、

今まで自分の感覚を理解してくれる人がほとんど身近にいなかったため、

まさかそこまでいないだろうと信じられませんでした。

とは言っても、

色々な人の話を聴いていくとエンパシーの種類や度合いは、

人それぞれ。

 

私はエンパシーが強い方だったので、

日常で不自由を感じることがとても多かったのですが、

多分そこまでは支障ない程度の方も沢山いらっしゃるんだと思います。

そんな方達も含めると、

5人に1人の割合までいくかは分かりませんが、

決して珍しくないのかもしれません。

 

ではでは今日は、私もエンパス?と疑問に思っている方が多いと思うので、簡単なチェックリストを。

 

昨日「エンパスの人達にだいたい共通していること」として挙げた項目とあまり変わらないところもありますが、改めて挙げてみますね。

 

該当するものに、チェックしてみて下さい。

 

 

 

 〈エンパスのチェックリスト〉

 

□ 人の感情を自分の感情のように感じてしまう。

 

□ 人が何を考えているかが言われなくても何となくわかる。

 

□ 表面的な会話をしている人がすぐに分かってしまう。

 

□ 相手の波長に合わせた話し方や対応ができる。(意識的にというより、自動的にそうなる。)

 

□ 人混みやネガティブな人と一緒にいるととても疲れる。

 

□ 人や場の雰囲気に影響されて、自分の感情が急に変わったり、流されたりしやすい。

 

□ 自分と人の感情が混同し、どれが自分の本当の感情だか分からなくなる。

 

□ 映画、テレビ、本に感情移入しすぎるため、怖い、暗いストーリーやニュースが見られない。見た後もなかなかその世界から抜けられない。

 

□ 人の身体症状が移る。(病気の人といると同じように具合が悪くなるなど。)

 

□ 動物や植物の気持ちが何となくわかる。

 

 

 

これらはどれもエンパスの特徴です。

(細かく言えば、もっとありますが。)

これらの中で1つでも当てはまれば、

エンパスの可能性があります。

複数当てはまれば当てはまる程、

その傾向は強いかもしれません。

でもたまに、

インナーチャイルドが癒されずに残っている人、

またエンパスとは別の性質を持った人でも、

この中の項目に当てはまってしまうことがあります。

なので必ずしもこのチェックリストが、

エンパスかどうかを判断する全てになるわけではありません。

(もしエンパスかどうか知りたい場合は、私と会っていただけるときっと分かりますよ。)

 

いかがだったでしょうか?

あなたは当てはまる項目がありましたか?

私はエンパスだと知ることで、あなたが何か「特別な人」だと認識して欲しい訳ではありません。

訳も分からず悩んでいる人に、その訳を知らせてあげたいだけです。

もし該当したとしても、あんまり驚かずに。

私も、

仲間です!

 

では次回は、

エンパスの種類について簡単に説明していこうと思います。

 エンパスだったらみんな同じ感じ方をするのかと言えば、

そういうわけでもありません。

能力が発揮しやすい分野は人によって異なるので、

次はそれを簡単に説明していきますね。

 

 

 

感じやすい人へ。生きづらいのは、あなたが弱いからではなくエンパス(共感能力者)だから(1)

ヒーラーになると決めてから本当に不思議なもので、

かつての私と同じような悩みを持つ人達に立て続けに会うようになりました。

それは、

エンパシー(共感能力)という能力を持つ人達(=エンパス、共感能力者)のことです。 

すごーく簡単に言うと「感じる力が強い人」。

でももう少し言うと、多分経験のない人には全然想像つかないと思いますが、

「人の感情や体感を自分の感覚のように捉える人」

です。

 

エンパシーは能力の1つで、

人を理解したり人間関係を築くためにはとても役に立つ優れた能力です。

けれどもデメリットもあって、

周りからのネガティブな影響を受けやすかったり、

今感じている感覚が自分自身のものなのか周りからのものなのか、

どっちか分からなくなって混乱したりもします。 

普通の日常生活でも精神的負担を感じることが多い上に、

周りに全く理解されず、沢山傷ついたり疲れたりしている人の何と多いことか…。

今更ながら、私だけじゃなかったんだと知っているところです。

 

 

それでは、

私がこういった人達と話をした時に、

だいたい共通していると感じていることを挙げてみます。

 

  • 怖い映画やテレビ番組、本などが苦手。
  • 人と会うと疲れる。(ネガティブ思考な人や疲れている人、人混み)
  • 自分の捉えた感覚を人に伝えても、理解してもらえない。こんな感覚をもっているのは自分だけだと思って生きてきた。
  • 人の気持ちや考えていることが、言われなくても分かることが多い。
  • 感じやすい、疲れやすいのは自分が弱いからだと思っている。
  • 今までの人生で1度は精神を病んだことがある。
  • 優しくて思いやりのある性格。
  • 少し霊感がある。 

 

上記の項目を見て、

まさに自分も同じことで悩んでいるという人、

少なくないんじゃないかと思います。

 

 

本当にここ最近、

立て続けにエンパスの人に会っていることから、

これは私に何か行動しろという意味だろうと思い、

このブログを書き始めています。

これから何回かに渡り、エンパスについて自分自身の経験や、独学で学んできたことを、できるだけわかりやすくまとめて書いていこうと思います。

 

 因みに私はエンパスでありながら、今は人や周りの影響を受けて疲れてしまうということが、ほとんど皆無になりました。

生きるのが本当に楽になっています。

そんな体験談も含めながら。

 

エンパスかもしれないと思う方もそうでない方も、

思った以上に悩んでいる方はたくさんいらっしゃいますので、

是非ご参考になさってください。

エンパスの方達の生きづらさが、少しでも解消されますように。